【医療・福祉の情報版】2016年6月の障害保健福祉の情報を集めました。

こんにちは。

ももたにクリニックでソーシャルワーカーをしている峰政ともうします。

私たちはクリニック職員ですので、来院される方の治療や精神保健福祉相談、メンタルヘルスに関わることに応えしています。
でも、来院されない方にも役立つことが何か出来ないかと、考えていました。

 

なにか、、、なにかないのか・・・と考えていたところ、「そうだ！情報発信ならできる」と思いつきました。

ちまたのニュースで取り上げられている精神保健福祉や精神科医療、社会保障のことって意外と情報が少ないんじゃないかなと。

 

そこで、クリニック業務とは関係なく、精神保健福祉、メンタルヘルス、障害者福祉に関わる情報のリンクをホームページにのせてみることにしました。

主にネットニュースで掲載された情報を載せたいと思います。

むやみにのせても・・・と思ったので、私が登録している日本精神保健福祉士協会で取り上げられている記事をのせます。

時期によって記事の期限が切れてリンクが繋がらないこともありますが、ご容赦ください。

興味ある方や情報を集めている方はご参考ください。

 

（毎日新聞・06/21）
社説　摂食障害　理解と支援を広げたい

（福祉新聞WEB・06/27）
「入居時にまず買うのは靴」　60歳超の精神障害者専門のグループホーム（横浜）

 

のせてみて改めて、さまざまなニュースがあるんだなと、実感しました。
それだけ世の中で精神保健の動向が変化しているということでしょうか。近年、メンタルヘルスの分野は多岐に渡ってきたこともあるのでしょう。精神障害者に関わることから精神科医療、発達障害やLGBTなど性的少数者の権利、、、この記事をまとめている時、私自身も勉強になりました。
最近では災害関連のメンタルヘルス情報が多いですね。

 

実は和歌山のニュースもあります。
７月１日より和歌山バス・和歌山那賀バスの乗車運賃割引が、精神障害者保健福祉手帳所持者もつかえるようになるというもの。

実は今まで「知的」「身体」の方は以前から割引されていましたが、同じ障害者手帳でも「精神」の手帳は割引適応されていませんでした。
それが適応されることになり

１級の方　ご本人　及び介護者の方（１人まで）　５割引
２・３級の方　ご本人　５割引
（※ 夜行バス、空港リムジンバスを除く）
となりました。

料金を支払う際に手帳を提示することで対象となります。

以前から運転手によっては「割引された〜」という声を聞いていましたが、この度、正式に７月から精神障害者も対象となった
とのことです。

統合失調症は１００人に１弱のかかる病気だと、厚生労働省の資料もあります。
それに、近年うつ病に掛かる人も増えてきていると言われています。生涯有病率（これまでにうつ病を経験した者の割合）は3～16%であるという報告もあります。
このことを考えますと、精神障害者保健福祉手帳（精神の障害者手帳）を持つ可能性がある方は少なくないと考えられます。
精神科疾患は継続的な医療を受ける方がすくなくありません。
今回のように、バス運賃が割引されるという情報は、医療を続けて受けるため外出されるかたにも、ちょっと役立つ情報かと思いました。

 

今回、記事を記載してみて、改めて色々な情報があるなと実感しました。
広い視野をもって働かねばと、これからも襟を正す思いでした。

今後も、機会をみてこういった情報を自分の勉強も兼ねてお届けできればと思います。

※ ニュースなどの情報は、世の中の情報をそのまま提供することを目的としており、ももたにクリニック支持する情報というわけではありません。

 

文責

峰政　裕一郎（ソーシャルワーカー）