和歌山市役所バイキング「十四階農園」に行ってきました
話はさかのぼりますが・・・・
6月23日に和歌山市役所内にある、「十四階農園」という、今話題のランチビュッフェに行って来ました。お店のコンセプトは「絶景と身体に優しい食事を満喫できる自然派バッフェレストラン」という事で、「食べたいけど、食事に制限がある人」が多く利用されている当デイケアにはぴったりの食事処だと思い企画しました。
企画名は「市役所バイキング」
「バイキング」と付くとみなさんの目の色は変わります。「なんでも食べれるの?」と、そんな当たり前のことを改めて聞いてくる人までいました。でも、それが一番重要なポイントです。
そう、「食べたいものを好きなだけ」=それがバイキングです。
当日、フロアに到着すると目に飛び込んできたのは、オープン待ちの行列。少し早めに行ったつもりでしたが、予想以上の人でした。その列の最後尾につくと窓の外に和歌山城が見えました。和歌山城を見物するときはいつも見上げなければいけませんでしたが、ここからだと天守閣は私たちの目線と同じ位置に見えてとても近くに見えました。
スタッフが「うわあ。景色綺麗ね」と、隣にいたA子さんに声をかけながら視線をお城からA子さんに向けました。
そしてスタッフは見たのです。
「!!!」
彼女の視線は和歌山城には目もくれず、その眼はまっすぐお店の方に向き、既に「食の臨戦態勢に入っていました。そして周囲を見渡せば彼女だけでなく、みんながまるでスタート前のアスリートのような目つきで体をソワソワさせ、ウオーミングアップしながら待っていました。
オープンすると一心不乱で店内へ。
スタッフならこのような状況では、皆さんに目を光らせ、本人に代わって食事にバランス、量の乱れに目を配り、声をかけてあげるべきなのかもしれません。しかし、日頃から自身のためとはいえ、家族からスタッフから「良いも悪いも」声をかけながらの食事は少なくありません。
だからこんな時はスタッフも一緒になって食べて楽しく過ごせるように見届けます。
年に数回のバイキング。たまーーーーーーーーーーになら。ねっ!!!
今回のバイキングは野菜メインのヘルシーメニューを中心だったので、心持ち食べ過ぎも穏やかだった様な気がします。
満腹のおなかをさすりながらの帰り道。車内では「さあ!!次はどこに行く???」
そんな気の早い声も聞こえてきました(笑)
記事:スペンサー