【デイケア日誌】就労に向けた?タオル作業 「きれい」に、「丁寧」に、「継続」して、そして「高く」??
ももたにクリニックでは、就労への向けた活動としてタオルの検品作業をしています。
ひとつひとつのタオルをチェックして、「穴がないな~」「汚れはないな~」と目を光らせています。
これは、麦の郷のクリーニング部「ソーシャルファームピネル」の協力を得て仕事をもらっています。
慣れた手つきでみんな和やかに・・・・ん??
なんだか、いつも以上に高々とつまれていっているような・・・・
どうやら「きれいに」という目的に、この二人は「高く」という項目を「追加」されたみたいです。
どんどんどんどん積み上げていく。
途中で「クロスにしたほうが積みやすいのではないか!?」と考え、つみかたを変えています。
それでも限界があったみたいで、次は、「できるだけ多く運べるか」が目的になったみたいです。
二人で協力をして、できるだけ高く、きれいに!!できるだけ多く!!!
そして!!!
そりゃそーなるわな・・・
このあと、もう一度、きちっと!きれいに畳み直して仕上がりへ。
ハイ!! このとーり!
きれいにできあがりました!!
1時間ぐらいの短い時間の作業ですが、いろんな試行錯誤やコミュニケーションがうまれてきます。
就労への取り組みですが、ここは就労の現場ではないです。
いろいろな会話や発想がでてきます。
これも1つの発展かなと、思います。
この作業で「物足りない!もっと働きたい!」という方は、福祉事業所(就労継続AやB)や、就労支援の事業所をご紹介しています。
そして、より高度な仕事や一般就労を目指していきます。
何人か、こうしてデイケアを去っていきました。
そして、何人か、就職していきました。
そして、何人か、戻ってきました。
それはそれで前進?だと思います。
何かに挑戦して、その結果ですから。
自己決定した後の自己決定。
デイケアは選択し決定できることを応援したいです。
大切なのは主体的に、「なにかやってみようかな」と考えて「なにかやってみた!」ということだと思います。
デイケアでは失敗大歓迎。
「大切なのは失敗して大丈夫」「挑戦してみて大丈夫」と思える自信かなと思います。
といっても、なんでもかんでも許されるということでなないですけどね。(笑)
こうして、デイケアの日常は過ぎていきます。