【デイ日誌】大勢の前でパフォーマンス!人権フェスタで歌いました
ももたにクリニックデイケアは、11月に大きなイベントがありました。
時は11月の11日(土曜日)
和歌山ビッグホエールにて、コーラスの発表をしました。
あの「コブクロ」と同じ場所でオンステージです。
出演時間は10分ほどでしたが、500人以上(スタッフ目測)の前でパフォーマンスをしました。
きっかけは、こころの医療センターのデイケアからのお誘いでした。
「一緒に出場しませんか?」と声をかけていただいたのは7月ぐらい。
以前から「デイケアどうしで交流ができたらいいですね」という話をしていて、お互いに見学をしていました。
そんな折に人権フェスタのお誘いをいただいたのでした。
ももたにデイケアメンバーに「ステージ発表の話がありますが、どうします?」と訊いたところ「やるやる~!」よ強く希望されました。
こうして発表にむけたプロジェクトが動き始めたのでした。
毎月、こころの医療センターのデイケアにお邪魔をしまして、練習を重ねてきました。
チーム名は「ベラーズ with ももくりフレンズ」です。
ガーベラーズはこころの医療センタースタッフによる伴奏グループです。
ガーベラの花言葉は「前進」とか「希望」です。
本当に医療職?というぐらい演奏がうまい!
ももたにクリニックデイケアメンバーも聞き惚れていました。
そして前日。
ステージの下見。
だんだんと本番の実感が沸いてきたメンバーの顔に、緊張とワクワクの表情が浮かんでいました。
いよいよ本番。
見事歌い切りました。
歌った曲は「世界に一つだけの花」「さらば青春」「上を向いて歩こう」の3曲でした。
終わった後「来年も出たいね」「今後はオリジナル曲でいきたい」と、すでに次のステップを考えていました。
メンバーやスタッフにとって、思い出になる一日となりました。
こころの医療センターの皆様
人権フェスタの実行委員の皆様
精神保健福祉センターの皆様
ご協力いただいた皆様
ご覧になった皆様
本当にありがとうございました。
最後に、ももたにクリニックデイケアのメンバーが考えた、MC原稿を載せます。
メンバーがそれぞれのの想いを出し合って作った原稿です。
こんにちは。みなさん。
今回、こころの医療センター職員バンドと、私たちももたにクリニックデイケアメンバーがコラボして、「ガーベラーズ ウィズ ももくりフレンズ」を結成しました。
私たちは、精神科医療を利用しながら生活をしています。
けれど、それだけでは病気を良くすることはできませんでした。
友達とお茶をしたり、
ヘルパーさんに助けてもらったり、
孫とあそんだり、
カラオケにいったり、
恋をしたり、
そして仲間と一緒にいたりする中で、自然と笑いがでたり、気分が楽になってきました。
デイケアでは、気持ちを受け止めてくれる人がいたり、おもしろくいじられたり、ピュアな心が溢れています。
でも、障害者年金が2級から3級になったり、経済的につらい現状があったりします。
そんな中、ステージに立つと嫌な事を忘れます。また、笑顔がこぼれてきます。今日は、ステージとお客さんが一体となって楽しく明るいステージにしたいです。
病気があっても、一歩でも前進するように、みんなで力を合わせて歌います。
よろしくお願いします。
文責
峰政 裕一郎